さて、視察の報告続きます。
今回の視察メンバーはモデルルーム事業部、アウローラ事業部からでしたが
みんなそれぞれ全く見るところも、感じる部分も違いまして、
正直ブログには書ききれない!
いろいろな会社さんがそれぞれの視点で報告会など開いておられるので
そうですね・・・、翔洋からはもっと大きな「デザイン」って視点で
全体のざっくりした感想を取りまとめます。
まずは色。
PANTONE社のトレンドカラーというものをご存知ですか?
「来年はこの色が流行る!」と発表されるものなんですが、
ファッション業界やインテリア業界では比較的そのカラーで
コレクションされるものが多くなる傾向があります。
2016年はローズクォーツとセレニティ(初の2色)。
サローネの家具やコーディネートもそんな流れを汲んだものか?
と思われる展示がいっぱいありました。
あとはブラックとゴールド(コッパー系)。
キッチンや照明の多くに今までに無いカラーが増えていました。
業界の話が出たので、Web業界でここのところ流行っていた
フラットデザインとかマテリアルデザイン、インフォグラフィックス・・・
そんな要素を取り込みだした展示ブースも目立ちました。
次に各プロダクトで見ると「ミニマムデザイン」の進化系が増えていました。
無駄をそぎ落とし、よりシンプルに。を突き詰めたモノたち。
昨年より流行っている建材の大判化も一役買っています。
こちらを見てください。
ん?キッチン?
はい。キッチンです。隠してます。
これも
はい。隠してまーす。
ジョイントや手掛け部分などを目立たなくしていくのでは飽き足らず、
設備そのものも隠してしまう。だいぶミニマムが極まってまいりました。
続く