今月、社員研修でスペインへ行ってまいりました。
14時間ほど飛行機に乗り、まずはマドリードに到着。
空港の天井が湾曲しており、V字の柱が屋根を支えています。
曲線が入ると建物にやさしい表情がでますね。
ホテルの部屋からは、目の前に国会議事堂を見ることができました。
ライトアップされて荘厳な雰囲気を放っています。
この日はちょうどハーフマラソン大会が開催されていました。
目的地に行くには、ここを横切るしかないので
タイミングを見て渡ります。
プラド美術館へ。教科書でもよく見る名画を鑑賞。
とても広く、じっくり見るなら1日はかかります。
個人的にはゴヤの「我が子を食らうサトゥルヌス」を
見ることができてテンションが上がりました。
小さい絵画ながらもインパクト大です。
(画像はWikipediaから引用)
マドリードでは地下鉄で移動。
切符の買い方に男4人で四苦八苦していたのはここだけの話。。
街中には青、黄、白の布が張られていたり、
青空に爽やかなビビッドカラーが映えて心地よい通りです。
全体行動ではトレドを訪問。
「もし1日しかスペインに居られないなら、迷わずトレドへ」
と言われるだけあり、壮大な風景を楽しむことができました。
トレドは勝手に増改築ができないので、何百年も街並みが変わってないとのこと。
あのエル・グレコと同じ景色を見ていると思うと、
タイムスリップしたかのような気分になります。
続いてはバルセロナへと参ります。
スペインと言えば「サグラダ・ファミリア」
先日のニュースで、133年間違法建築であったが
約47億円支払い合法化したと話題にもなりました。
フレームに納まりきらないほど縦にも横にも大きい建造物。
細かい部分まで装飾が施されており、思わず感嘆の声が漏れます。
完成予想はあと8年。果たして完成するのか!?
グエル公園のベンチで小休憩。
モザイクタイルが特徴的でかわいかったです。
その後は同じガウディのカサ・ミラへ。
吹き抜けから見える青空が、一つの絵画のようで美しい空間でした。
こちらの階は、鯨の体内をヒントに得ているとのこと。
ガウディの作品の多くは、自然から着想しています。
こちらはカサ・パトリョ。
吹き抜けの青いタイルは上に行くほど濃くなっており、
光に照らされたときに、全て同じ青として見えるよう調整しています。
意味があるからこそ人を惹きつける魅力が生まれるのですね。
最後はミースのバルセロナパビリオン。
ガウディとは真逆のシンプルを追求した構造物。
赤いオニキスの壁、存在感がものすごいです。
翔洋のエントランスにもある、バルセロナチェアにも座ることができました。
近くの港を散歩。キラキラとした水面が美しいです。
図らずも手前にカップル。なんだかロマンティックな写真に。
多くの魅力的な建造物と芸術を見ることができたスペイン社員研修。
各自、様々な刺激と感動を胸に戻ってまいりました。